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介護業界あるある

夜間巡視 忍び寄り 寝息確認 スリリング  

 2時間から3時間おきに夜間の巡視を徹底している事業所が多いと思います。夜間巡視に伺うことはご利用者やご家族に了解を得ているとはいえ、寝ている所に人が来るのは気分がいいものではないと思います。それを、分かっていても、急な体調の変化や睡眠の状態観察は、ご本人の体調管理にとって大切なことです。ぐっすりお休みのところ、申し訳ないと思いながら、そっと伺います。寝息が聞こえる方や、体の動きでしっかり休まれていることが確認できる方もいます。

 しかし、中には全く身動きせず、寝息も聞こえない方がいらっしゃいます。何かあって体調が悪くなっていては大変、でも、ただ寝ているだけかも…と足音を消して近づきます…その距離…3m…1m…まだ、分からない…30cm…どんどん近づく顔と顔…緊張の瞬間…急に寝返りこっちがびっくり‼な時もあれば、ティッシュを顔に近づけ寝息で揺れるのを確認、なんて技まで駆使します。寝息を確認し、再びそっと後ずさり。

 責任感を持って仕事をするみなさんは素晴らしい。最近はベッドに敷くだけでバイタルや体の動きを感知できるセンサーが開発されています。ご利用者の安心のため、職員の負担と緊張感緩和のため、導入を検討してみてはいかかでしょうか?

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