変則勤務を味方に!~時間を有効に使って、QOLを向上させよう~

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介護の魅力

 こんにちは、社会幸福祉士の古今屋です。デイサービス、デイケアなど日中にケアを行う事業所以外の施設や訪問系で働く介護の方は、日中の早番、遅番、夜勤など不規則な勤務になることが多いですよね。そのために、「生活が乱れる~」「時間が無い」とネガティブな面が思い浮かびますが、実は、変則勤務って時間を上手く使いこなせば、自分の時間を増やし、生活の質(QOL)を向上させることが可能になる武器になります。今回は、変則勤務をポジティブに捉え、味方にする考え方を身につけましょう。

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 介護士は空き時間が作りやすい!

 介護介護士は、変則勤務になることが多く、仕事中は一定時間拘束されるために、自分の時間が持ちにくい、といった印象を持っているのではないでしょうか?

 では、実際に日中中心に働く場合と変則勤務で働く場合では一日の活動時間はどのようになるでしょう。

日中勤務

変則勤務

 勤務時間、プライベート、睡眠時間を各8時間とすると、日中勤務でも、変則勤務(夜勤を除く)でも一日に振り分けられる時間は同じです。

 変則勤務だと、時間が無いように感じますが、勤務時間がズレているだけで、決してプライベートな時間が少なくなっている訳ではありません。

 逆に、遅番だと、勤務前に時間ができ、早番だと、世間の動きより早い時間に動けるようになるために、勤務後に時間の余裕が生まれます。都市部で生活されている方は、出勤、帰宅ラッシュの時間帯を避けて通勤できることで、通勤時間の節約にもなります。

 そう考えると、変則勤務が魅力的なものに見え始めてきませんか?

 では、夜勤についてですが、多くの職場では夜勤の次の日は休み、といったところが多いのではないでしょうか?夜勤前に休息をとる時間は必要ですが、夜勤当日も日中に活動時間が持てますし、夜勤明けの日は、次の日が休み場合は、まる2日分時間が持てることになります。もちろん、体力的にも精神的にも負担の大きい仕事なので、しっかりと休息をとらないと疲れが残ってしまい、疲労が蓄積され抑うつ状態に陥ってしまう危険はありますので、休むことが一番大切です。しかし、自分で調節しながら時間を使えるといった点では、拘束されない自由な時間と考えられます。

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 自由な時間をどのように活用するかは、自分次第!

 介護の仕事は他の仕事と比べ、決してプライベートな時間が少ない訳ではなく、むしろ、時間を節約できる可能性があることが分かりました。「介護士は時間がない。」のではなく、時間をうまく使えていないことが問題であると気づいて頂けたと思います。

 自分自身の失敗談ですが、以前は変則勤務のせいで自分の生活が乱れ、時間に追われているのだと勘違いしていました。夜勤から帰るとすぐにお酒を飲んだり、夜勤まで時間があるからお酒が抜けるだろうと、夜勤前の朝からお酒を飲んだことがありました。時間が無いのではなく、時間を有効に活用していないことに気付きました。そんな、生活を見直し、今は、家事をしたり、子供のPTAや部活動に関わったり、空き時間を活用し、社会福祉士に合格することもできました。このようにブログを発信する時間が持てるようにもなりました。

 ご飯作り、その他様々な家事、お子さんがいる方は送り迎えや学校の準備をこなしながら、仕事も頑張る皆さんは本当にすごいと思います。そんな仲間である皆さんが、自分の将来のことも考えながら、前を向いて生活して頂けたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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