質の良い睡眠をとるための方法。スリー・グット・シングス!!

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ストレスマネジメント

こんにちは、社会幸福祉士の古今屋です。皆さんはぐっすり眠れていますか?

 介護の現場で働く方の多くは、夜勤業務など生活が不規則になってしまい、質の良い睡眠がとれていないと感じる方もいるのではないでしょうか?

 また、仕事では、神経を張り詰めながら利用者の方々の接し、プライベートも時間に追われながら家事をこなし、やっと眠りにつこうとすると、仕事の事、家庭の事、自分の将来等、様々な心配が頭を駆け巡り、悩みに支配されたまま寝落ち…翌朝、昨夜の憂鬱を抱えたまま、また1日が始まる負のサイクルに陥ってしまう。

 そんな毎日が続くと、抑うつ状態が常態化し、日常生活を送るパワーも衰弱してしまう可能性があります。

 私自身、今まで職員との関係や仕事の責任の重さに耐えきれず、眠れず神経をすり減らす経験をしました。

 そんな、自分が実際に睡眠の質を上げるために実践し、効果のあった方法をご紹介します

 もし、睡眠の質が悪く、つらい思いをされている方がいたら、これから伝える方法を実践し、爽快な気分で新しい一日を過ごして頂けたら嬉しいです。

 まずは、なぜ、眠ろうとすると様々な心配事が浮かんでくるのか?から説明していきます。

 私たちの脳の機能の一つとしてデフォルトモードネットワーク(DMN)というものがあります。これは、何もしていない時に、脳が情報を整理するために働く高次な機能ですが、悩みや心配事に支配された状態だと、その感情(負の情報)を処理しようと整理を始めます。そのため、悩みや心配事が浮かび脳内を支配してしまう原因になります。これは、自分を脅かす脅威(リスク)に対処するための脳内の「リスクマネジメント」とも呼べる活動ですが、このような臨戦状態では質の良い眠りにならないことは想像できますよね。

では、どうすれば良いのでしょうか?

 私がおすすめする対処方法が、スリー・グット・シングス(Three Good Things)です。これは、アメリカの心理学者セリグマン博士が提案しているストレス解消方法です。私がこの方法を学んだのは、子供の教育講演会ででした。当時、居宅介護支援事業所で勤務していた私は、利用者の方の生活を守る責任の重さ、臨時職員という立場であるために給与が低く生活の不安を抱えた状態でした。そんな中、この方法を実践することで、気分が穏やかになり、思考がクリアになっていくのを実感しました。

 方法は簡単です。読んで字のごとく、スリー(3つの)グット(良い)シングス(事)を思い出すというものです。寝る前に、その日に起きた良い事を3つ思い浮かべます。日記など紙に書きだしても良いですし、目を閉じて思い浮かべるのでも十分効果があります。これを行うことで、ネガティブな感情に支配されがちな就寝前にポジティブな感情で満たされ、快適な状態で眠りにつくことができます。3つというと意外に出てこないものですが、特別なことでなくてもいいです、「おいしくご飯が食べられた。」「推しのメンバーがテレビに映った。」でも、なんでもいいです。ぜひ、実践してみて下さい。

 皆さんが今夜、良い眠りにつけますように!(^^)!

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